雨樋交換 ~Raingutter~

雨樋交換

樋(とい)・雨樋(あまどい)とは、屋根面を流れていく雨水を集めて、下水や地上へ誘導する設備のことです。 腐食の原因となる雨水が、住宅に侵入することを防ぐ重要な役割を果たします。 雨樋がないと、屋根から外壁に雨水が直接流れていくことになるため、外壁がすぐに劣化してしまいます。 さらに、屋根から地面に直接水が落ちていった場合にも、住宅物の基礎が老朽化しやすくなるのです。
雨樋は、普段はあまり気にすることがない箇所かもしれませんが、実は住宅全体を守るための、大切なものなのです。

雨樋の修理・補修は早めに対策

雨樋の破損や劣化を放置すると、建物の寿命を縮めてしまいます。雨漏りはしていなくても、雨樋の劣化を発見したら、早めにリフォームを実施しましょう。
状態がどんどん悪化してしまうと、他の箇所にも影響しやすくなる上、改修費用も膨大になってしまいます。雨樋を修理・補修するためには、壊れてしまった原因と適切な対処法をしっかり理解しておくことも大切です。

雨樋が壊れる6つの原因とその対策

雨樋に詰まり・ゴミが多くある

雨樋で詰まりが起きやすいのは、屋根からの雨水を集めるための「集水器」と、雨水を下方向に流す「竪樋」です。
縦に円筒状になっているため、ゴミが入りやすくなってしまいます。近くに樹木がある場合、9割方は落ち葉が詰まりの原因です。鳥の巣や、風で飛んできたビニール袋が入り込んでいることもあります。
手が届く範囲のゴミ・落ち葉を取り除き、雨樋にバケツで水を流し入れてスムーズに流れるようならOKです。ゴミを取ってみても解決しなければ、湘南美建にご相談ください。

経年劣化

雨樋の耐用年数は20年、長くても25年位です。それ以上経っていると、外れたり穴が空いたりして、雨漏りを引き起こしてしまいます。
経年劣化した雨樋は、新しいものに交換するしかありません。自力で何とかしようとせず、早めに湘南美建にご相談ください。

風や雪による被害

突風や積雪による、雨樋の破損や不具合は、1階よりも2階の方が起こりやすいです。悪化してしまう前に、湘南美建ご相談ください。
もし火災保険に加入していれば、風や雪による住宅被害は保険の対象になりやすいです。

傾斜が正常ではない

雨樋は、実は水平ではなく、集水器に向かって排水しやすいように傾斜がつけられているものです。この傾斜が逆向きになっていたりずれていたりすると、雨水がきちんと流れず、あふれてしまいます。
雨樋の傾斜が正常でないときはたいてい、支持金具がゆがんでいます。支持金具は、文字通り金属なので、力を加えれば自分で直せることもあります。ただし、力加減を誤ると金具が壊れてしまうので、自信がない方は湘南美建ご相談ください。